診療グループ

血液グループとは

血液グループは、以下の3つを診療の柱として診療を行っています.

①臨床  標準治療から最先端治療まで

・国内屈指の造血幹細胞移植センター:移植治療の標準化に貢献してきた歴史を基盤に最新移植技術を開発しています.

・国内最大規模の治験実施施設:基礎研究の成果をもとにした最先端治療の開発に貢献しています.

・血縁者間、非血縁者間移植、臍帯血移植など年間約60例程度の造血幹細胞移植を行う全国有数の移植センター. → 臨床ページへ

・地域医療への貢献:福岡県内外の多くの関連施設と連携し、造血器疾患の患者さんに最適な医療をお届けしています.


② 研究  Bedside to Bench, Bench to Bedside

・基礎と臨床の橋渡しとなる研究:日常診療の中で生まれる疑問を解決するための基礎研究・臨床研究を行っています.

・充実したリソース:患者さんから提供頂いた検体を日々蓄積し、年々進化する研究機器や技術を採用しています.

世界の研究をリード:最新の遺伝子工学技術や最先端機器を駆使して、基礎から臨床まで幅広い研究成果を世界に発信しています.


③ 教育  多様な人材を醸成する環境

・魅力を共有できる環境

血液内科診療には、「自分たちだけで診断から治療まで完結できる」「がんを薬剤で完治させられる」「基礎研究とベッドサイドが近い」など様々な魅力があります。若い先生方には、私たちの感じる血液内科の魅力を共有できるような環境を提供します。

医者としての成長を促す環境

大学病院では、基幹病院として新規治療薬およびEBM創出のための臨床試験などに携わることができ、また関連病院では血液疾患に留まらず幅広い疾患を経験できます.多様な経験こそが、バランス感覚をもった医師を育むことができると考えています。

・世界と触れ合う環境

若いうちの経験は人を大きく成長させます。若い先生たちには、学会への参加など、海外の最新の臨床や研究に触れる機会を用意しています。

・充実した研修をサポートする環境

当科に限らず研修生活は辛いことも多いと思いますが、医師自身の生活が充実していなければ、患者さんに満足していただく診療はできない、と考えています。work-life balanceにも配慮した職場環境を提供します。