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Blood Neoplasia誌に論文が掲載されました。

2024/07/01

急性リンパ球性白血病 (ALL) におけるステロイドの耐性機構を、全ゲノムCRISPR/Cas9スクリーニングを用いて解明しました。各種のがんで活性化している、mTOR経路の活性化が、白血病細胞のステロイド感受性の低下につながることが示唆されました。ステロイドは、血液がんのみならず、各種の炎症性疾患、自己免疫疾患の治療にも使用されており、このメカニズムは広くステロイド感受性に関与している可能性があります。

Hiroshi Imanaga, Yuichiro Semba, Kensuke Sasaki, Kiyoko Setoguchi, Hillary Maniriho, Takuji Yamauchi, Tatsuya Terasaki, Shigeki Hirabayashi, Fumihiko Nakao, Jumpei Nogami, Shai Izraeli, Koichi Akashi, Takahiro Maeda; Central role of the mTORC1 pathway in glucocorticoid activity against B-ALL cells. Blood Neoplasia 2024; 1 (2): 100015. doi: https://doi.org/10.1016/j.bneo.2024.100015