九州大学医学部 第一内科

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九州大学医学部第一内科教室

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医学生、研修医のみなさんへ

医学生・研修医のみなさんへ  赤司 浩一

医師として患者さんを診るうえで、専門的知識を習得するだけでは充分ではありません。患者さんに生じている複数の異常を抽出・整理し、統合的に思考し、治癒に向けて最善の医療を提供することが要求されます。第一内科(病態修復内科)は長い伝統と大きな母体を持つ総合内科学教室として、単一の疾患や臓器を診るのではなく、患者さんを診ることが肝要である、という先人の教えに従い医療と教育を行っています。

幅広い臨床力をつけるために

第一内科が対象とする臨床分野は多岐にわたります。教室においては、血液研究室、腫瘍研究室、幹細胞療法研究室、血管・循環器研究室、免疫・アレルギー研究室、感染症研究室、肝臓研究室、糖尿病研究室を配し、各々の分野を経験豊かな専門医が率い、専門医取得のための効率的な教育システムを用意しています。また第一内科出身者が教授を務める関連大学において、その他の分野の研修も可能であり、ほぼすべての内科専門領域をカバーします。

主治医は患者さんひとりひとりの病態を、各分野の専門家の意見を導入して解析し、それを集約して最善の治療を選択します。この過程で、刻々と変化する様々な病態に、機敏に適確に対応する力が養われます。第一内科が用意する、各分野の第一人者に簡便にアクセスできる環境で、内科医としての総合力を養ってみませんか。患者さんという人間、各臓器の集合体としての人体、そしてそれぞれの臓器、これらすべての要素を統合して病気を治療することが医療です。これから医師としての素養を養う皆さんにとって、当科での研修は他では得られない有意義なものとなるでしょう。

世界の最先端を走る研究力をつけるために

医学の進歩のためには、研究面で貢献していくことも重要です。現代の臨床医学の飛躍的な発展の多くは、基礎生物学・基礎医学がもたらした原理原則の発見に基づいたものです。最先端の基礎研究は、かつて考えられなかったほど高度な専門的知識に支えられて急速に進歩しています。したがって、臨床教室の研究は、その基礎医学の成果をヒトの病気の治療に応用していくことにあると考えがちです。

しかしながら、ヒトの病気の研究から逆に基礎医学の発展につながる大きな成果が得られることも実は多いのです。臨床医と言えど、研究の場においてはサイエンティストとしての自覚を持って自然体で病態に向き合うことが必要です。また優秀な臨床医の多くは、一度は研究に没頭し、自分の発見した新しい事実を世界に発信した経験を持っています。

私たちは、「臨床教室でしか達成できない基礎医学研究成果」を求めて日々研鑽しています。研究の面白さ、創造主と知恵比べをする喜びと敬虔な気持ちを皆さんに知って頂きたく思います。第一内科の各研究室のトップは、いずれも海外で成功を収めた研究者が担当しており、自由で独立した研究を展開しています。このような気風の元で研究した第一内科同門生は世界各地に散り、独自の研究をさらに進めています。米国ハーバード大学をはじめとして欧米に関連大学や関連研究室があり、世界からの新しい知識も常に導入しています。第一内科には、皆さんが世界を相手に活躍する研究者となるために必要な道筋も用意されているのです。

若い皆さんは、自分の夢をもち、その実現を目指し、情熱を燃やして欲しいと思います。あなた方には無限の可能性があります。実力のある臨床医を目指すもよし、また世界レベルで活躍する研究者を目指すもよし、多くの若い医師が第一内科を足がかりに、目標に向かって大きく羽ばたいてくれることを期待しています。私たちには、私たち自身が前に進むために、自分の可能性に賭け、夢を実現したいと希望する若い仲間が必要です。我々が集う九州大学第一内科は、その夢を実現するために、あらゆる領域で皆さんのお手伝いができる、明るく柔軟で懐が深い総合内科学教室です。

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