九州大学医学部 第一内科

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九州大学医学部第一内科教室

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研修について

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研修コース概説

第一内科の後期研修では、大学病院・関連病院で臨床研修を継続させる臨床コースと、医学研究院博士課程に進学し研究を行う臨床研究コースがあります。
臨床コースでは、九州大学医学部創立以来最も歴史のある内科教室ならではの専門を奥深く極めるための専門コースと、幅広い総合的な臨床力を身につけるための複合コースがあります。また専門コース間でまたがって研修することや、専門コースの変更、あるいはコース未定のまま後期研修を開始し内科全般の研修を行う上でコースや研究室を決定することも可能であり、それぞれの先生の希望を優先したうえで研修が続けられるようになっています。
臨床研究コースは、臨床コースの途中、あるいは終了後、いつでも希望する時に開始することができます。
いずれのコースでも、卒後3年間の臨床研修の終了後には、日本内科学会認定内科医資格の取得が可能です。

(1)臨床コース

ここでは、無理をすることなく最短で内科認定医を取得し、その後各分野における専門医を目指すことを目標とします。
内科認定医取得のためには、各分野の疾患を全般的に経験する必要があるので、総合内科としての利点を生かして、内科学会認定の教育病院・教育関連病院での所定期間での研修を優先して行います。
認定医を取得後は、専門医取得に向けた研修が開始されます。

[専門コース]

血液専門コース(血液専門医の資格が取得できます)

血液研究室に所属し、希望に応じて、九州大学病院をはじめとして、第一内科関連病院(日本内科学会認定教育病院・教育関連病院に加え、日本血液学会・日本骨髄バンク・日本臍帯血バンク認定病院)のレジデントもしくはスタッフとして、すべての血液疾患のトレーニングを行います。最短期間で専門医受験資格を取得することができます。様々な施設で研修を積むことで、急性白血病・慢性白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの造血器腫瘍性疾患、および貧血、特発性血小板減少性紫斑病、凝固線溶異常など、様々な疾患の診断、治療を経験することができます。さらに、血縁者間移植・非血縁者間骨髄バンク移植・臍帯血移植など、同種造血幹細胞移植療法にいずれの施設も積極的に取り組んでおり、移植患者さんの主治医として、多くの経験をして頂き、移植医療に必要な専門的な知識の取得が可能になります。

膠原病リウマチ専門コース(リウマチ専門医の資格が取得できます)

膠原病・免疫グループに所属し、希望に応じて、九州大学病院や第一内科関連病院(内科学会認定教育病院・教育関連病院・リウマチ教育施設)において内科一般の臨床研修を行い、その後はレジデントもしくはスタッフとして膠原病リウマチ疾患の診療を中心に、不明熱や関節痛・リウマチ性疾患の患者診察・鑑別・診断、関節エコー検査、ステロイド・免疫抑制剤・抗リウマチ薬・生物学的製剤などによる治療、感染症など合併症への対応など様々な臨床研修を行います。

感染症専門コース(感染症専門医、抗菌化学療法認定医の資格が取得できます)

感染症研究室に所属し、希望に応じて、大学病院または第一内科関連病院(内科学会認定教育病院・教育関連病院)においてレジデントもしくはスタッフとして臨床トレーニングを行います。院内感染と市中感染をまんべんなく経験できるようにローテートします。主治医として感染症疾患を担当し、感染症診療の考え方、適切な抗菌薬の使用法、グラム染色、各種培養検査の解釈の仕方を身につけます。感染症科へのコンサルトや血液培養陽性の症例に対し、感染症専門医のもと治療介入し、他科の様々な症例を経験します。ICT(インフェクションコントロールチーム)に加わり、院内感染対策を行います。検査部(細菌検査室)と合同カンファレンスを行い、症例検討を行います。

腫瘍専門コース(がん薬物療法専門医、緩和医療専門医、がん治療認定医などの資格が取得できます)

分子腫瘍研究室に所属し、希望に応じて、九州大学病院をはじめとして、九州がんセンター、九州医療センター、九州厚生年金病院など、日本臨床腫瘍学会、癌治療認定医機構の認定研修施設でレジデントもしくはスタッフとして研修を行い、最短期間で専門医受験資格を取得することができます。施設ごとに疾患の種類は異なりますが、1年ごとに様々な施設で研修を積むことにより、消化器癌、乳癌、骨軟部腫瘍、腎癌、原発不明癌などさまざまな疾患の診断、治療を経験することが可能です。また各施設の緩和ケアチーム、地域の緩和ケア病院・施設とも連携しながら、緩和ケアにも積極的に携わります。希望により腹部エコー、上下部消化管内視鏡などの手技が習得可能です。

心臓・血管専門コース(循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会認定医・専門医、学会認定不整脈専門医などの資格が取得できます)

循環器研究室に所属し、希望に応じて、第一内科関連病院(日本内科学会認定教育病院・教育関連病院、日本循環器学会認定循環器専門医研修施設・研修関連施設)のレジデントもしくはスタッフ、大学病院の医員として心臓・血管疾患を中心に、身体所見、心音図、ベクトル心電図、経胸壁心エコー、経食道心エコー、血管エコー、心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈インターベンション、経皮的末梢動脈インターベンション、カテーテルアブレーション、ペースメーカー植え込み術など様々なトレーニングを行います。

肝臓病専門コース(肝臓専門医、消化器病専門医などの資格が取得できます)

肝臓研究室に所属し、希望に応じて、第一内科関連病院(日本内科学会認定教育病院・教育関連病院、日本肝臓学会認定施設、日本消化器病学会認定施設または関連施設)のレジデントもしくはスタッフ、あるいは大学病院の医員として肝臓疾患を中心に、身体所見・肝機能評価法、腹部エコー(造影を含む)、肝生検、ウイルス性肝炎や自己免疫性肝疾患についての最新知識に基づくガイドラインに従った治療法、肝癌の各種治療特にラジオ波焼灼術を含む経皮的肝癌治療、内視鏡的静脈瘤治療、肝移植に関わる内科的治療など様々なトレーニングを行います。

[複合コース]

血液・腫瘍複合コース(がん薬物療法専門医、血液専門医、緩和医療専門医、がん治療認定医などの資格が取得できます)

血液グループと固形腫瘍グループを擁する当科ならではの、幅広く腫瘍性疾患を経験し、様々な悪性腫瘍の治療に精通した医師を目指すコースです。 各学会の認定施設である関連病院で、それぞれの特徴を活かした研修を行います。それにより、造血器腫瘍、消化器腫瘍、乳癌、泌尿器系腫瘍、原発不明癌など、様々な症例をバランスよく経験することを目指します。 あらゆる悪性疾患の診断と治療(化学療法を中心に造血幹細胞移植や緩和ケアまで含めて)を経験します。骨髄穿刺や血球像の評価、髄注など、診断・治療に必要な手技を習得し、専門医資格を取得します。 全員が骨髄穿刺・生検、血球像の評価、髄液穿刺・髄注などの手技が習得可能です。また希望により腹部エコー、上下部消化管内視鏡などの手技が習得可能です。

膠原病・心血管疾患複合コース(リウマチ専門医、循環器専門医などの資格が取得できます)

膠原病、循環器の専門医が同一科で診療を行なっている総合内科教室である当科の特徴を生かしたコースです。膠原病はその多くが血管炎と関連し、主要な血管の狭窄や閉塞を来たすことがあり、肺高血圧症を合併することもしばしば観察されます。これらの状態に対応するため、自己免疫疾患の知識、血管の生理・病態や、循環動態を総合的に理解することが非常に重要です。膠原病、心血管疾患について総合的に診療できる臨床力を養成することを目標とし、大学病院の医員として、膠原病に対する診療を行いながら心血管の検査、治療について、身体所見、関節エコー、血管エコー、心エコー、心臓カテーテル検査など様々なトレーニングを行います。

腫瘍・消化器複合コース(がん薬物療法専門医、消化器病専門医、肝臓専門医などの資格が取得できます)

関連大学教室が消化器科を標榜する総合内科教室である当科の特徴を生かしたコースです。大学病院の医員または第一内科関連病院のレジデントもしくはスタッフとして、一年ごとにそれぞれ腫瘍疾患、肝疾患、消化管疾患を中心にトレーニングを行い(肝臓トレーニング、上部下部消化管内視鏡検査による診断治療、胆石胆管炎治療、内視鏡的逆行性胆道膵管造影など)、消化器内科全体を総合的に診療できる臨床力を養成するとともに、検査に秀でた腫瘍専門医を養成します。

感染症複合コース(リウマチ専門医、血液専門医、感染症専門医などの資格が取得できます)

当科では血液疾患や膠原病で免疫抑制剤や化学療法が必要な症例が多いため、免疫不全に伴う感染症に対しての感染管理が必要となってきます。そこで血液疾患や膠原病疾患を受け持ちながら感染管理を行い、専門医取得に向けてのトレーニングを行うことが可能です。大学病院または第一内科関連病院(内科学会認定教育病院・教育関連病院)においてレジデントもしくはスタッフとして臨床トレーニングを行います。免疫不全の症例を中心として感染症診療の考え方、適切な抗菌薬の使用法、グラム染色、各種培養検査の解釈の仕方を身につけると同時にリウマチ専門医、血液専門医としての研修を積んでいきます。

関連病院・大学教室

(2)臨床研究コース

後期研修の1年間は、九大第一内科または関連研修施設で一般内科および専門内科の研修を行います。その後、2年目より九州大学医学研究院博士課程に進学します。この課程には、臨床研究専門教育コース、基礎医学研究者養成コース、がん専門医師養成コース(九州がんプロフェッショナルプラン)などのコースが設置されており、各自で選択が可能です。4年間の博士課程修了時に医学博士の学位を取得します。詳しくは大学院HPを参照して下さい。博士課程の修了後には、大学病院または関連研修施設での臨床研修を継続し、各分野の専門医取得を目指します。

第一内科の博士課程では、From Bed to Benchの姿勢を基に、臨床に根ざしたテーマについて最先端の基礎研究を行っています。博士課程期間中に海外へ短期留学して共同研究を進めたり、専門医取得の後に博士研究員として海外留学したりする機会は多くあります。

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